なんか柔らかいもの 2008年03月23日 「小春ちゃんは、ゴメンって言わない! なんか柔らかいものあったら投げる!」 ... 続きを読む 「小春ちゃんは、ゴメンって言わない! なんか柔らかいものあったら投げる!」
ご卒乳 2008年03月14日 小春が決めた期限まであと1ヶ月だった。 「3歳になったら」は軽く破られ、「れんげさん(保育園の進級)になったら」に期待していた。おっぱいへの執着は日を追う毎に増し、夜は新生児並みに2時間置きに飲んでいた。小春におっぱいをあげる事が、泣きたくなるほどつらい日 ... 続きを読む 小春が決めた期限まであと1ヶ月だった。 「3歳になったら」は軽く破られ、「れんげさん(保育園の進級)になったら」に期待していた。おっぱいへの執着は日を追う毎に増し、夜は新生児並みに2時間置きに飲んでいた。小春におっぱいをあげる事が、泣きたくなるほどつらい日もあれば、平気な日もあった。私の身体を心配して断乳を奨める夫の言葉も、耳に入らなかった。他人からの「やめなよ」という助言も「自分からやめるまでがんばって」という励ましも疎ましかった。最初の卒乳の後、寝かせるのが大変だったのも頭にあったし、『「○○になったらやめる」と自分で決めてやめました』というのに固執していたのもある。「待てる親」になりたかったのかも。なんとなく、小春へのおっぱいが続いていた。 「小春も家族なんだから、ちゃんと話し合おうよ。」 この夫の言葉でようやく決心が着いた。「待つ」ことで小春のことを尊重している気分でいたけど、家族として本気で話をする方が人間として対等だと思った。 「お母さんは、小春におっぱいをあげることで身体がとても疲れている。小春のこと、大好きでいっぱい一緒に遊びたいから、もうおっぱいをやめよう。」というような話をした。小春は横を向いて返事をしなかったし、その夜は2回起きておっぱいを求めて泣いた。でも翌日からは、文句(かわいい)を言うだけになり、ちゃんと眠れるようになった。朝までぐっすり。 今回の卒乳で、私も少しだけ親になれた気がする。 小春ちゃん、永きに渡りご愛顧頂き、ありがとうございました。(店主)
お迎え 2008年03月08日 暮れから正月にかけて約1ヶ月くらいだろうか。私は困っていた。 保育園に迎えに行くと決まって小春が不機嫌で、時には怒って泣いたりしてた。 夏乃に対して滅多に嫉妬することのない小春だから、それが屈折した形で出るのかもしれない。私に甘えてるのだろう。受け止めてや ... 続きを読む 暮れから正月にかけて約1ヶ月くらいだろうか。私は困っていた。 保育園に迎えに行くと決まって小春が不機嫌で、時には怒って泣いたりしてた。 夏乃に対して滅多に嫉妬することのない小春だから、それが屈折した形で出るのかもしれない。私に甘えてるのだろう。受け止めてやらなくては…。でも毎日となると結構イヤになる。 時には私の方が機嫌悪くなったっきり戻れなくなったり、それで落ち込んだり。 お迎えは、私にとっては魔の時だった。 だけどその後、他の子ども達の様子から、小春の不機嫌の理由が判明。 もっと保育園で遊びたかったのだ。 小春の事が大好きなんだよ〜ぎゅ〜なんて陶酔してた自分が恥ずかしい。 子どもとつきあうには、おおらかさと謙虚さが必要だ。 ああ、ちょうど2つとも、持ってないわ。
わたしのともだち17・遠ざからない後ろ姿 2008年03月05日 朝、ゴミ捨ての時、わたしのともだちの後ろ姿をみかけた。 エレベーターに乗らず階段で上に戻りながら、後ろ姿を見送った。 ふらふらのろのろ。 驚く程遠ざからない後ろ姿だった。 ... 続きを読む 朝、ゴミ捨ての時、わたしのともだちの後ろ姿をみかけた。 エレベーターに乗らず階段で上に戻りながら、後ろ姿を見送った。 ふらふらのろのろ。 驚く程遠ざからない後ろ姿だった。
お母さんの事 2008年03月01日 「小春ちゃん、お母さんの事大好きだから後ろに行きたい〜」 あんまりしつこく言うから、偉そうな提案をした。 「じゃあ、お母さんの事考えながらお歌でも歌ってればいいじゃん。」 ため息まじりに小春がつぶやいた。 「…お母さんの事考えてたら、ま〜た好きになっちゃった ... 続きを読む 「小春ちゃん、お母さんの事大好きだから後ろに行きたい〜」 あんまりしつこく言うから、偉そうな提案をした。 「じゃあ、お母さんの事考えながらお歌でも歌ってればいいじゃん。」 ため息まじりに小春がつぶやいた。 「…お母さんの事考えてたら、ま〜た好きになっちゃったよ〜」