二手に分かれて買い物に行きました。
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大晦日はのんびり過ごしました。
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茶、黒、紺、グレー、カーキ…箪笥にはそんな色しかなかった私の子ども時代。
ピンクの服を買ってというと、母に「嫌や」と言われたものでした。
それが、、、おばあちゃんって甘いものですね。
縁日で私が祖父に焼きそばを買ってもらったのを見て、母が「私の子どもの時は不衛生だからって絶対買ってくれなかったのに、じいちゃんになると甘い!」ってこぼしていたのを思い出しました。

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溶け残ったわずかの雪にも、小春たちは大はしゃぎ。
わざわざ、じいちゃんの眠る墓に雪だるまをお供えに行きました。

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お正月には「ハレの日の装い」を。
そんな感覚が子どもたちに伝わるといいなと思います。

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結局、翌朝3時。母は起きてきて、おぎにりを持たせてくれました。
竹の弁当箱の中に葉蘭を敷いて。

今回、数年ぶりに実家でのお正月でした。
お正月は子どもの頃から大好きでした。
日付をまたぐだけなのに、空気が変わるように思えました。
実際、いつもと違う食器、服装、しつらいなどが「お正月」の空気にしてくれたのでしょう。
普段の私たちの暮らしは、色んなことを省略し、お気楽です。
でも、ふと怖くなりました。子どもたちは気楽さしか知らない。
子どもたちには、省略せずに、色んなことを体験させてあげたいと思いました。

<了>