家族旅日記の最終回。(※「旅日記」のカテゴリーからまとめてご覧になれます)

イタリア、リナーテ空港近くのちょっとだけいいホテルに泊まった私たち。
朝風呂にゆっくり入り、ロンドン経由で帰国です。
乗り継ぎの都合でロンドンで1泊しました。

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ロンドンが大好きになり、早くロンドンに戻りたい!と言っていた子どもたちでしたが、
小春の体調が悪かったこともあり、
観光はとっとと諦め、ホテルでひたすらのんびり過ごしました。
ロンドンに来てまでお店屋さんごっこ。
しかも心から楽しんでる様子の2人を見ているのは幸せでした。

さらに、今回の旅で友達になったロンドン在住の小春ちゃん一家が遊びに来てくれたおかげで、
楽しい気持ちで最後の夜は眠れました。

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何にもしない旅。
いつものように公園行ったり、森に行ったり、友達に会ったり。
少しケンカしたり、大好きになったり。
違う場所、違う空気の中で、暮らすようにただ過ごす。
それで、娘たちの心だか頭の中だかがちょっと広がったり自由になったりしたらいいな。
今、自分の周りに見えるもの、学校、友達。
世界はそれだけじゃないことを感じてくれてたらいいなと。
旅の目的はそれだけでした。

予想していない効果もありました。
日常から離れ、旅先では親も余裕ができる。
待つ事も立ち止まる事も平気。
「ちょっと待って」を言う事なく子どもの話を聞け、
家族がぐっとなかよくなりました。
そしてロンドンでもイタリアでも子連れだとみなが親切にしてくれ
とても有り難かったです。

スーパーのレジで「おっ、このビールおいしいよ!いいセレクト!」って褒められたり、
空港で電話しながら心ない感じの対応だった職員が、
後から「上司からの電話だったんだ。ごめんね」って言ってくれたり、
チェックインカウンターのおじさんが、聞いてもいないのに「子どもが遊べるとこあるよ」と教えてくれたり。
人生で大切なのは、ちょっとしたそんな一言なんじゃないかと思えました。

12日間の家族旅行。
4人それぞれが思い思いの形で胸にしまっている大切な時間です。

<おわり>