小春はおっぱい欲しさのあまり、よく取り乱す。
これって大人ではありえない。
でもいっそ大人もおなかすいたら取り乱してみたら楽しいかもしれない。

この頃、早朝のおっぱいの後そのまま起きて仕事したり、家事をしたり、
好きな事をしている。
おっぱいは５時だったり、４時だったり、時には３時の時もあるが、
そこからが私の時間だ。
１人でのんびりできるし、朝やっておけば、昼間「やらなきゃ」という焦りがなくなり、ゆったりした気持ちで小春と向き合える。
これは陶芸家、 大谷哲也氏の真似。大谷方式という。

赤ちゃんに話しかけるおばさんの２オクターブ高い声が気持ち悪かった。
赤ちゃんは高い声が聞き取りやすいと本に書いてあったし、実際赤ちゃんは結構喜ぶけど、できることなら我が子には、そんな声には冷ややかに反応してほしいとさえ思っていた。
だけど…今私時々声が高くなっている。
それどころか、あろうことか、小春を抱いて唄って踊っている。
もう何だっていい。小春に喜んで頂けるなら。

小春の顔によだれが落ちる瞬間を見てしまった。

おっぱい期間はカロリーの高いものは極力避けた方がいいらしい。おっぱいが作られすぎてつまっちゃうから。甘いものも果物もよくないって。
…って前にも書いた。そして全然そんな言いつけ守ってなかった。
洋菓子は我慢できるけどあんこものは抑制きかないし、
ついでだから洋菓子も食べてた。みかんも１日に６個は食べてた。
おっぱいつまって胸にしこりができてしまった。乳腺症。
悪化すると乳腺炎になり熱がでるそうだ。
いやしさが胸にそのまま出てしまった。
食べてないってうそついてたのに。おっぱいは正直だ。
こんなわかりやすいシステムやめてほしい。

あまりにも大胆なよそ見、空を見ながらキックボードに乗っている子がいた。
徐々に道路の中央に寄って来ちゃって、車で行く私たちの前まで来た。
クランクションの音に軌道修正するも、まだ楽しそうに空を見ていたその子は、
やっぱりわたしのともだちだった。　↓
http://enikki.cocolog-nifty.com/enikki/2004/10/post_4.html

私の住んでいるところは、周囲の町と時空がずれているかの様に
野山や田畑の風景が広がっている。
都心からタクシーで帰ると、ある一角から急に景色が変わるので、運転手さんはみな決まって「私は１人で帰れますかねぇ〜」と心細い声を出す。
今度からタクシーに乗り込む際にはパンを買い、道々パン屑を落としてあげることにしようと思う。

検診の時、「あなたおっぱいよくでるから、ちょっと他の子におっぱいあげてやって〜。」と言われ、よその子の乳母となった。
連れて来られたのは、生後２日とは思えないでっかいまゆげのぶっとい男の子。
正直とても複雑。
ぎこちなくも密な交流だった。