うちの近所にはコンビニがない。その代わり、ヤマザキショップがある。
三畳ほどのスペースのそのお店には、怒った顔をしたおばちゃんがいる。
商品は少ないがお菓子の品揃えは新旧とりまぜかなりいい感じ。
この前、その店で速達用の切手を買った。（あるのに驚いたが）
「速達」と書きたくて「赤ペンお借りできますか？」と聞くと、おばちゃんはやっぱり怒った顔のまま、マーカーを取り出し「これは線専用なのよね」と
つぶやきながら、お金を払う為に置いた私の封筒にごしごしと赤線を書いた。
予想外の行動に度肝を抜かれた。
私物だった私の手紙が「郵便物」に変わった瞬間だった。
超民間人の手によって。

ココログブックス賞を頂戴し、「フクダカヨ絵日記」が書籍化されることになりました！
ブログに掲載してない絵日記や旅行記なども入れるつもりです。
ブックオフで買い取り不可になるくらい、
愛読して頂ける本になればいいなと思っております。



応援して頂いたみなさま！本当にありがとうございます！！

非常に行儀悪い。でも許す。

入試センター試験、クイズ気分でやってみたけどわかんないわ。
受験生えらいなぁと思いました。

夜だけ紙オムツにしている。
明け方、丸まった使用済み紙オムツが転がっているのを「おっ！」と言いながら拾った。
「何それ、頂戴！」
寝ていたはずの入江ちゃんが真面目な顔で手を出している。
おっしゃる通りに、そっと放り投げてあげた。
ナイスキャッチしたその瞬間、はっきり目が覚めたらしい。
寝ぼけた人は欲張りな人だった。

小春はかわいい。だけど昼間二人きりでいると煮詰まる事もある。
何かしたいような何もできないような何もしたくないような、
ざわざわした気持ち。
そんな日は、夫の帰りがいつもの数倍待ち遠しい。
昨日もそんな日だった。
だが帰ってきた入江ちゃんははきけがすると青い顔。
一気にモード変換して支える側に回った。
寄りかかろうと思っていた木が倒れることはたまにある。
それはそれで案外一人で立てるのかもしれない。

去年の失敗をふまえ、今年はしっかり点火前から参加。
近くに住む友達も呼んだ。
先端に３色のおもちをつけた竹の棒が配られ,
それを持った人々みんなで火がつくのを待つ姿はとてもかわいかった。
火がつくと結構短時間で燃えてしまう。
書き初めが高く空に上った人は字がうまくなるって話を思い出したけど、
舞い上がった書き初めはなかった。
ぜんざい、韓国雑煮、日本酒、缶ビール、柿ピーがふるまわれ、みかんのお土産までついた。子どもはビニール袋に入ったお菓子をもらってた。
もう、引っ越す訳にはいかないと思った。

今週末うちのすぐ側の田んぼでどんど焼きがある。
去年は、引っ越して来てどんど焼きがあることを知り、わくわくしていたのに、
どうしたことか当日始まる直前に買い物に行ってしまった。
帰って来たら燃えかすと町内会の世話人の達成感あふれる笑顔だけしか残っていなかった。
今年は絶対に絶対に魚屋なんて行きませんから！