６人乗りくらいの狭いエレベーターだった。
けたたましい声の主はどうみても４０前後。身なりは少女。
リップクリームをもらったとかで「うれし〜」と大騒ぎしていた。
あ〜勝手な願いだが、小春が寝てるからもう少しトーンを下げて欲しい…。
「あっ〜〜〜〜〜〜！」
彼女はこちらに気がついたらしい。
「見てぇ〜〜！おしゃれ〜〜〜〜〜っ！」
私のかけてたスリング（小春を抱っこするもの）だけを見て興奮。
そして蝶々を追いかける子どものようにエレベーターを出て行った。

小春は最近食事をする楽しみを覚えた。
食べる事の好きな私にとっては嬉しい成長だ。
しかし、小春（８ヶ月まだ離乳食なし）にとっての食事は100％私。
添い寝しながら授乳する「寝かせ飲み」の時、勝手に寝返りうって自分主導で私に食らいついてくる時の小春は、スナック菓子を食べる程度のくだけた感じ。
食べられる私としては非常に複雑だ。

５月５日、古道具屋坂田に行った。
店主の坂田さんが偶然先に店にいたグラフィックデザイナーの山口さん夫婦を紹介してくれた。たまたま持っていた私の本を見て面白いねと買ってくださった。うれしくてその後、「本が売れたからね」と洋服３着も買った。よく考えたら本は本屋で買ったものを転売しただけだし、山口さんの本もその場で購入したから、洋服買っていい理由にはならないんだけど。うれしさの表現がそうなることもあるのだ。



という絵日記を、描いてはいたがブログには出していなかった。
でも入江ちゃんが新雑誌に「写真と文」で連載することになり、
その雑誌『スローリビング』（主婦の友社）が昨日届いた。
入江ちゃんの記事の隣りでは山口さんが記事を書いてた。
また偶然に。
うれしいので出しそびれてた絵日記を出してみた。
『スローリビング』はとてもいい雑誌だった。
入江ちゃんのことがなくても買ってたかも。



イリエフォト日記でも↓
http://enikki.cocolog-nifty.com/iriephoto/2005/06/post_b46c.html

ヤマザキショップの中で、女の子たちがあーでもないこーでもないと楽しそうにお菓子を選んでいるのが見えた。
ああ、いい光景じゃないの〜なんて思って店に足を踏み入れると、
イライラした様子でおばちゃんが、
「だから、そのアメをやめればいいのよ！」。

何度も言うが彼女の店はとても小さい。
時には心と顔を鬼にし、仕切って流れをよくすることも大切なのだ。

やけに人がたくさんいるなぁ、警察まで出てるし、、、
とは思ってました。
小春があんまり泣くのでちょっと外の空気を吸わせようと車を停めただけなんです。
それが、絶妙の時間、絶妙の場所だったようで。
思いがけず、天皇皇后両陛下に手を振る人々になりました。
そして思いがけず、ものすごく嬉しかった。



とりあえず入江ちゃんにメールしました
↓
http://iriephoto.blog.jp/archives/12426751.html

珍しく直売所にいたみっちゃん。
「この大根甘いかしら」
とつぶやく客に、
「自分がいいと思った大根が甘い大根だよ。」って。

いや、そーでもないだろ。

ソフトビニールのキリン。
私が体を押してピコッと音を出したばっかりに、小春は大泣き。
キリンが大嫌いになった。
遠くにいるのを見つけても泣いていた。
殴り合って土手を転げ落ち、大笑いして仲直り…なんて事があったかどうか
今は以前より確実に他のおもちゃよりもキリンが大好きだ。
好き過ぎて、噛んで噛んで噛み倒している。



今回は証拠の写真もございます↓
http://enikki.cocolog-nifty.com/iriephoto/2005/06/vol21__2a84.html