スーパーで。
「ぎゃぁ〜〜っ!ママ〜」
凄まじい叫び声が遠くから聞こえたかと思うと、
声の主が、涙でぐちゃぐちゃの顔をして登場した。
迷子の中の迷子。
近づこうとした瞬間、「あぁ〜〜〜ママ〜〜」
振り返ると、ママが走って来ていて、ちょうど私たちの前で抱き合った。
ママ付きの店員と子ども付きの店員が、「声かけたら、『いいの!放っといて』って言われちゃって〜」と言いながら持ち場に戻って行った。
ほんの数秒間の出来事。
話の前後までも見る人に想像させる、微塵の無駄もない、感動のドラマが至近距離で演じられ、非常に贅沢な時間を過ごした。

050320


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