ここのところ、小春は「堰を切ったように」しゃべっている。
そしてその貯水池の深さは計り知れない。
まだ何もしゃべれなかった頃の出来事が、何かの拍子に(耳から入った言葉だったり、目に入った何かだったりに刺激され)、堰が外れ、勢いよく言葉が飛び出してくる。
やっぱり赤ちゃんはしゃべらなくても、全部聞いているのだ。
あの人たちはすごい。

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おばあちゃんちで雀に餌
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