最初から助産院で産む予定だと、助産婦さんはその日の当番の人だが、
私は自宅出産の予定だったので、担当の仲さん(小春をとりあげてくれたマラドーナ)も駆けつけてくれ、通常2人体制のはずが、4人の助産婦さんによる豪華なお産となった。
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夜中だというのに、小春は張り切っていた。
興味津々で周囲を観察したり、先頭に立って私を励ましたり。
陣痛の途中、小春と目が合い、笑って力が抜けた。
助産婦さんも入江ちゃんも私が少しでも楽になるように心を配ってくれた。
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そうこうしているうちに、「さ、お産になるよ!」の仲さんの声で
腰から下に防水シーツが敷かれたり、慌ただしくなった。
え〜〜もう?
痛いけど、堪えられる。小春の時の痛みに比べたら100万分の1以下。
これって超安産?
思わずにやつく。
「驕れるものは久しからず」「勝って兜の緒を締めよ」
そんな言葉が頭に浮かぶ。
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そして、やっぱりそう簡単に産ませてはもらえなかった。
                 つづく