美術館に行った時は必ず、「貰うとしたらどれ?」をやる。
娘たちは意外なものを選ぶので面白い。
国立西洋美術館では二人ともあっさりした風景画を選んだ。
日本民藝館では夏乃が階段のてすりが欲しいと言った。
先日、上野の森美術館の「ポール・スミス展」に行った。
ポール・スミス氏の集めた絵や写真がぎっしり飾られている壁。
世界中を旅して集めたもので溢れた彼のオフィスの再現。
写真OKだったので、みんなそれぞれ自分の好きなものを嬉しそうに撮っていた。
ネガティブ村の村長である私は、時々、
過ぎた過去にくよくよし、来てもいない未来を恐れ、心が重たくなる。
実は、この日がまさにそうだった。
けれど、ポール・スミス氏の好きなものに囲まれ、
自分や家族がそれぞれの好きなものを見つけて喜ぶうちに思い出した。
今、好きなものがあること、何かを好きだと気づくことのなんと楽しいことか。
生きることは、「好き」を集めること。
のような気がした。
THANK YOU PAUL SMITH
おまけ↓(夏乃が撮った「好き」。まるめた紙に書かれた数字)
コメント
コメント一覧 (3)
私達もとても幸せな気分になりました~
みんなのわくわくが感じられて楽しい展覧会ですね!
村民として安堵しております(一人だけ楽しめないのってけっこう寂しいものです・・・)。
「過ぎた過去にくよくよし、来てもいない未来を恐れ、心が重たくなる」という気持ちは、多少の感覚的ズレはあるのかもしれませんが、わたくしめも村民ゆえ、わかる気がします。けど、「好き」って思えているそのときだけは、他のことが一切とりはらわれて、「好き」に集中できる気がします。
私は、「きょろちゃん」(かき氷機の)と念願の対面を果たし、今日はウハウハ気分です;:゙;`(゚∀゚)`;:゙
軽い気持ちで行った展覧会でしたが、大収穫でした!
又右衛門さん
キョロちゃん!私もずっと探してた〜〜〜!それはウハウハですな。
そしていつもありがとうございます♡